実は過去には、個人年金は公的年金と比較され、マイナーな金融商品としてのイメージで見られていたのです。
しかし前述の年金問題が明るみになり、公的年金に対しての信頼感が失われた事が契機となり、個人年金への関心と興味に上昇の傾向が見られ、現在では相当な加入者数になりました。
その人数は年々上昇を続け、現在では「公的年金以外の個人年金に加入しているのは、年金加入者全体の約3割である。」という統計データが出ている事からも、個人年金の加入者の増加は明白です。
こうしたデータからも、公的年金や他の金融商品や比較しても遜色ない認識と知名度を、個人年金が獲得し始めたという、そんな新しい時代に入った事が読み取れるのです。
それではその個人年金ですが、加入者が一番多いのは、どの機関のプランなのでしょうか?。
実は、圧倒的に多いのは民間生命保険会社であり、何と個人年金保険の加入者全体の3/4が、民間生命保険会社の個人年金を選択している様です。
その半面意外なのが、人気が高いと言われる郵便局であり、実際は郵便局の個人年金に加入した人は、個人年金の加入者全体の1割強に過ぎないのです。
その一割の郵便局を追うのが、民間損害保険会社の個人年金保険なのですが、その加入者数は生命保険会社の個人年金加入者と比較しても1/10以下であり、割合的には10%にも満たない位です。
更に続くのが、JA・全労災・銀行・証券会社等であり、その個人年金加入者は何れも、個人年金加入者全体の5%以下となっています。
この様に民間生命保険会社が強い理由は、やはり知名度という以外にはありません。
実は「消えた年金問題」以降、相当な宣伝を行っているので、生命保険会社の個人年金には比較的知名度があります。
一方、加入済みの人には安心感があると評判が良いものの、一般的に普及していないのが、郵便局が個人生命保険を取り扱っている、という事実なのです。
これは郵便局が積極的に宣伝している所を見た事がない以上は,ここで個人年金に加入出来る事実を知らない人が多いのは当然かも知れません。
やはり個人年金加入を増やすには、如何なる機関も宣伝を行ない、知名度を上げる必要があるとういうことです。



個人年金加入者の増加