男女の加入者の比較
先ず、個人年金には、老後の心配をする人が加入する保険、という先入観が根強くありますね。
確かに、公的年金と比較しても、加入義務がある訳ではないから、わざわざ加入するのは飽くまで余裕のある人、そんなイメージが個人年金にはあります。
そこで、そんな個人年金の加入者を性別で比較した場合、男女どちらが多いのでしょうか。
これには、女性の方が多いという結果が出ています。
あるアンケートによると、全体の56%が女性であるというデータが残っているから、個人年金の加入者は、男性よりも女性の方が多いのです。
それに比べて、他の保険の場合は、どちらかと言えば男性の加入者が多いそうです。
それには、男性の場合は、喫煙者が多いから癌保険加入者が多いとか、肉体労働が多いから傷害保険等の加入者が多いとか、ドライバーが多いから自動車保険加入者が多いとか、様々な理由が考えられます。
或いは、高収入者の割合は男性の方に多いので、保険への加入が容易である等、多様な理由がそこには存在しています。
従って、個人年金に限っては、女性の方が今の時点では、関心が高いという傾向が見て取れます。
この理由は誠に明快で、即ち女性の方が男性より、老後の不安をより多く感じているから、という事に他なりません。
大体、この社会はまだまだ男性優位であり、女性は年齢を重ねると、若い頃の様な良い条件の就職先は簡単に見つからないからです。
その上、女性の場合は人目も気にする人が多いですから、歳を取ったからといって、なりふり構わず就職する覚悟は難しいからです。
それに加えて、平均寿命は、男性よりも女性の方が相当に上回っていますから、やはり女性にとって、老後の不安というのは、そう簡単には解消出来ないというからでしょう。
然しながら、今後は個人年金、男性の加入者も順次増えていく事が予想されます。
それは即ち、女性とも共通する老後への不安及び、「消えた年金」に代表される公的年金への不信感が生まれたからです。
それに伴い、個人年金のサービスにも、多分低価格なプランが増えていく事が予想されます。
それと共に、個人年金プランには、女性専用のプランも出来ていることを願うものです。